【聞き間違い】電話対応ができない美容師【なんて言ってるか分からない】
こんにちは、アリアです。
私はおそらくAPD(聴覚情報処理障害)の傾向が少しあります。
予約の電話が聞き取れなくて…
という方に向けて
今回はAPD特性のある人が電話対応をするときのコツを書いていきたいと思います。
APDとはなんぞや
まずAPDとはなんぞやというところからですが、聴覚情報処理障害と言い、
聴覚には問題がないのに相手の発した言葉などが聞き取れなかったり聞き間違いをしてしまう障害です。
音としては聞こえてるのになんていったか頭で処理できない感じです。
私の場合の電話の例として、
お名前お伺いしてもよろしいですか?
斎藤恵理奈です
…
ナイトウレイナ様ですね…
こんな感じに、実際は一度絶対聞き直すんですが、聞き直しても間違えてるんですね…
もはや別人の予約を取ってしまって、実際来店されて、間違いに慌てるみたいな。
どうやって聞き間違いを防ぐか
ここで、私がどうやって聞き間違いをしなくなったかと言うと、
聞き間違いは治りませんでした!笑
てか、
聞き間違いをしても大丈夫なように
例えばメンバー様ならメンバーズカードの番号を一緒に聞いたり、
苗字か名前かどちらかで良いから意地でも集中して聞き取って、それでカルテの検索をかける
あとはナンバーディスプレイにする!笑
こんな感じで間違いをカバーしていました。
頑張る、けど、開き直るのも手
そもそも、電波の状況が悪かったり、音質が悪かったり、サロンが混んでたりしたらAPDを持ってないスタッフでも名前を聞き取れなかったりは普通にありました。
なので、予約表に「ナイトウレイナ(聞き取れず、違うかも)」って感じで私に限らず書いてあることはよくありました。
なのでそこまで気に病む必要は無いのかなとも思いますが、当人になると何度もミスしている感覚と、間違うことによって迷惑をかけているんじゃ無いかって感覚がストレスになったりするんですよね…
私は迷惑をかけたく無いんだ!って方は、
- 電話の相手の声で覚える
- 他のスタッフはやってなくても、「確認のためにメンバーズカードの番号をお伺いしてもよろしいですか?」と聞く
あたりを頑張るのが一番良いかもしれません。
もしくは私のもう一つのおすすめは、
開き直ること!笑
「ほんとーに、子供の頃からなんですけど難聴で!電話対応苦手ですみません!」
とか、
もしくは今の時代この症状にちゃんとした名前が付いたみたいなので、
「APDっていって、聴覚の障害っぽいんです、ご迷惑かけてしまうんですけど、すみません!」
って感じで上の人(店長やオーナー)に認知してもらう
というのも手ではないかなと思います。
迷惑をかけたくない、と言う気持ちはすごくわかります、
が、やっぱり自分の特性をちゃんと認識した上で、オーナーや店長に伝え、お店の利益に繋がる仕事に振ってもらうのがお互いにとってベストだと思いますので。
APDの診断を貰えるならそれもありかも
私がサロンに勤めていた頃はこのような症状に名前が無かったので、ある意味働きやすい時代になってきているんではないかなと思います。
自己診断で認知してもらうだけでも充分かなと思いますが、
サロンのスタッフたちが診断書がないと信じてもらえなさそうな人たちだったり、かなり困るようでしたら診断書を貰うのもありかなと思います。
もしそれでもプレッシャーをかけてきたり、嫌味を言われるような職場ならパワハラなので辞めてまえ!って思いますよ。
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こんにちは。arialog管理人のアリアです。
現役美容師として10年ほど仕事をしています。
発達障害(ASD)の傾向が強い私が美容学生時代、アシスタント時代、スタイリスト時代と様々な経験談を発信していきたいと思ってますのでどうぞおつきあいください。