【悩み】発達障害と孤独感【劣等感】

ご無沙汰になってしまいました。

今回は美容師に関連する話ではないですが、発達障害と孤独感の関連性について記事にしていきたいと思います。

物心ついた頃から普通の人と違うという違和感を覚える。

私の場合、幼稚園児の頃からどこか他のお友達と違うなあという違和感を覚えていました。

おままごとの楽しみ方がわからない。

園庭で遊ぶよりも室内でお絵かきや粘土遊びをしている方が好き。

基本的に一人遊びが好き。

そのせいか園児の頃からすでに仲間はずれにされたりとか、陰口やいじめのようなものを受けたりしてました。

いじめのようなものを感じてから初めて、私は他の女の子と何かが違うんだと、違和感に気づき、園に通うのが大変憂鬱なのでした。

発達障害による劣りが出始める。

小学校、中学校くらいになると、やはり1番のネックは発達障害の特性による劣りが目立ってきます。

正直いうとそれは劣りでも何でもなく、大切な個性だと大人になった今は捉えられるのですが、当時の子供の頃の私やおそらく周りの大人や親はどうして周りの子みたいにできない、考えることができない、馴染めないんだろうと考えていたはずです。

私の親は大して他の子と比較することは無かったのですが、人によってはやっぱり「どうしてあんたはこんなこともできないのか」とか、「あんたはいつもそうだよね」みたいなことを発言する親もいると思います。

劣等感にまみれながら生きる毎日

こうして人によっては子供の頃から「他の人とはどこか違う」という違和感を植え付けられたまま高校生、大学生、大人になり、部活やバイト、仕事などで人と衝突したり、怒られたり。

次第に自分でもどうして他人のようにうまくできないんだろうと思い悩むことが増えます。

私の場合は一番重かったのはやはり仕事を始めてからでした。

専門学生時代は周りはほぼ同じ年齢の人間で、同じ道を夢見てそれぞれが努力する人で溢れた人間関係。

またよほど成績がどん底でなければ浮く事もなく、成績が良ければ自尊心を保てていたのでもしかすると人生で一番楽しかった時期かもしれません。

ですが就職して少しすると専門時代につけた技術はほぼ無駄になり、先輩には目をつけられ、毎日が精一杯で、

一年もすると後輩が入り、ますます比べられる対象に。

比較的自尊心を保てる環境に恵まれ育った私でも、ほんの数年で劣等感にまみれる毎日を送るのでした。

劣等感からの解放は、自分は発達障害の可能性があると受け入れた事。

毎日を辛く過ごしていた私でしたが、いつからか「発達障害」という単語を知りました。

ネットで調べるとそれはそれは自分にあてはまる事ばかり

もしかしたら私は発達障害なのかもしれない。

でも、それならこうなってしまうのもしょうがなくて、

私の性格がいけないとか、頭がおかしいわけではないんだ。

これは、この世界中で私だけでない、かなり多くの人が思い悩んでいる事なんだ、と

受け入れると同時に少し劣等感から解放された気にもなりました。

私は幸運にも病院に行くほど精神が病む前にネットで気づけたので、自力で回復し、発達障害だという診断をもらう機会がありませんでしたが、

本当に辛い毎日を送られている方がいるのであれば一度先生に診ていただき診断を貰うというのも環境を変えるいいきっかけになると思います。

孤独感は劣等感からくるもの。

孤独感というのは自身の劣等感からくるものです。

「自分は何か他の人と比べておかしい」

「これができない自分はおかしい」

「どうせ自分がやっても失敗する。期待されていない」

そう思ってしまっては、他人が距離を置く以前に自分から他人と距離を置いてしまうのも当然で

そういった心の距離がますます孤独感を生んでしまいます。

誰か周りに1人でも受け入れてくれる人がいればいいのですが、一番素晴らしいのは、まずは自分で自分を受け入れてあげることが孤独感を解消する近道になります。

もし今孤独感で悩んでいるのでしたら、一言

「あなたのその苦しみはあなたのせいでは無い。同じ障害として悩み受け入れてくれる人が必ずどこかにいます」

そう伝えたいです。